2018/06/02

アメリカ5月雇用統計(2018年)は非農業雇用+22.3万人、失業率3.8%と良好な結果に

米5月雇用統計が6月1日に発表されました。

非農業部門雇用者数 +22.3万人(市場予想+19.0万人。前月分は+15.9万人、前々月分は+15.5万人に修正)

失業率 3.8%(市場予想3.9%)


非農業部門雇用者数は、市場予想を上回る+22.3万人と、+20万人の大台にのせる好結果でした。

失業率も、2000年4月以来の3.8%で、18年ぶりの低水準となる好結果でした。

非農業部門雇用者数の推移は、

米非農業部門雇用者数の推移のグラフ2017年6~2018年5月
6月7月8月9月10月11月12月1月2月3月4月5月
+23.9+19.0+22.1+1.4+27.1+21.6+17.5+17.6+32.4+15.5+15.9+22.3
単位:万人

非農業部門雇用者数の民間の内訳と政府機関合計は、

項目3月4月5月
民間合計+15.3+16.2+21.8
財生産小計+2.6+5.3+4.7
建設業-0.3+2.1+2.5
製造業+2.1+2.5+1.8
サービス業小計+12.7+10.9+17.1
卸売業+0.98-1.14+0.42
小売業+1.14+0.88+3.11
輸送業+1.97+0.16+1.87
情報業+0.6+0.4+0.6
金融業+0.5+0.3+0.8
専門職+4.1+4.3+3.1
派遣業-0.3+0.92-0.78
教育・医療業+2.9+3.3+3.9
接客業+0.2+1.2+2.1
政府合計+0.2-0.3+0.5
総計+15.5+15.9+22.3
単位:万人
※重複やその他等あるので各項目を合計しても総計にはなりません。

建設業は前月より伸びました。
製造業は前月より減速しました。

卸売業・小売業・輸送業・情報業・金融業・教育医療業・接客レジャー業は前月より改善しました。
専門職・派遣業は前月より減速しました。

政府部門はプラス転換しました。


失業率は、2000年4月以来の3.8%となる好結果でした。
労働参加率は、前月の62.8%から0.1ポイント低下し、62.7%でした。

平均賃金は、前月の26.84$から0.3%上昇し、26.92$となりました。市場予想の前月比+0.2%を上回る前月比+0.3%という好結果でした。

本人の意に反して職探しをあきらめた人や、正規雇用を望みながらパートタイムで働く人を含めたU6失業率は、前月の7.8%から0.2ポイント低下し7.6%でした。

失業率の推移は

失業率の推移のグラフ2017年6~2018年5月
6月7月8月9月10月11月12月1月2月3月4月5月
4.34.34.44.24.14.14.14.14.14.13.93.8
単位:%

5月雇用統計は、非農業部門雇用者数が市場予想+19.0万人を上回る+22.3万人、失業率も2000年4月以来の低水準となる3.8%、平均賃金も市場予想の前月比+0.2%を上回る前月比+0.3%と、全般的に好結果でした。マーケットでは、年4回利上げの可能性が上昇したとみる向きが増えたようです。