2018/01/06

アメリカ12月雇用統計(2017年)は非農業雇用+14.8万人と予想下回るも平均賃金は+0.3%と予想通りの結果に

あけましておめでとうございます。
本年もよろしくお願いいたします。

さて、新年早々ですが
米12月雇用統計が1月5日に発表されました。

非農業部門雇用者数 +14.8万人(市場予想+19.0万人。前月分は+25.2万人、前々月分は+21.1万人に修正)

失業率 4.1%(市場予想4.1%)


非農業部門雇用者数は、市場予想+19.0万人を下回る+14.8万人でしたが、すでに完全雇用に近い状態にあるためマーケットではあまり材料視されず、むしろ緩やかなペースでの利上げにつながるとして株価は上昇したようです。

一方、平均賃金が市場予想通り+0.3%の上昇だったことを好感した向きがマーケットでは多いようです。

非農業部門雇用者数の推移は、

米非農業部門雇用者数の推移のグラフ2017年1~2017年12月
1月2月3月4月5月6月7月8月9月10月11月12月
+21.6+23.2+5.0+20.7+14.5+21.0+13.8+20.8+3.8+21.1+25.2+14.8
単位:万人

非農業部門雇用者数の民間の内訳と政府機関合計は、

項目10月11月12月
民間合計+22.0+23.9+14.6
財生産小計+3.8+6.3+5.5
建設業+1.5+2.7+3.0
製造業+2.3+3.1+2.5
サービス業小計+18.4+17.6+9.1
卸売業+0.68+0.59+0.98
小売業-2.01+2.64-2.03
輸送業+0.37+1.11+0.18
情報業-0.1+0.1+0.7
金融業+0.8+0.7+0.6
専門職+4.7+4.9+1.9
派遣業+1.43+1.69+0.70
教育・医療業+1.7+5.0+2.8
接客業+10.4+1.7+2.9
政府合計-1.1+1.3+0.2
総計+21.1+25.2+14.8
単位:万人
※重複やその他等あるので各項目を合計しても総計にはなりません。

建設業は前月より伸びました。
製造業は前月より減速しました。

卸売業・情報業・接客レジャー業は前月より伸びました。
小売業・輸送業・金融業・専門職・派遣業・教育医療業は前月より減速しました。

政府部門は前月より減速しました。


失業率は前月と同値の4.1%でした。
労働参加率も、前月と同値の62.7%でした。

平均賃金は、前月の26.54$(修正値)から0.3%上昇し、26.63$となりました。市場予想+0.3%と同値でした。

本人の意に反して職探しをあきらめた人や、正規雇用を望みながらパートタイムで働く人を含めたU6失業率は、前月の8.0%から0.1ポイント悪化し8.1%となりました。

失業率の推移は、

失業率の推移のグラフ2017年1~2017年12月
1月2月3月4月5月6月7月8月9月10月11月12月
4.84.74.54.44.34.34.34.44.24.14.14.1
単位:%


12月雇用統計は、非農業部門雇用者数が市場予想を下回る+14.8万人でしたが、注目されている平均賃金の伸びが市場予想通りだったことでまずまずの結果でした。