2017/12/09

アメリカ11月雇用統計(2017年)は非農業雇用+22.8万人と堅調な結果に

米11月雇用統計が12月8日に発表されました。

非農業部門雇用者数 +22.8万人(市場予想+19.5万人。前月分は+24.4万人、前々月分は+3.8万人に修正)

失業率 4.1%(市場予想4.1%)


非農業部門雇用者数は、市場予想+19.5万人を上回る+22.8万人と、大型ハリケーンの影響もなくなり堅調な結果でした。

失業率も、完全雇用に近い4.1%という低い値を維持しました。

マーケットでは、12月FOMCで行われるとみられている利上げに支障ない結果という見方が多いようです。

非農業部門雇用者数の推移は、

米非農業部門雇用者数の推移のグラフ2016年12~2017年11月
12月1月2月3月4月5月6月7月8月9月10月11月
+15.5+21.6+23.2+5.0+20.7+14.5+21.0+13.8+20.8+3.8+24.4+22.8
単位:万人

非農業部門雇用者数の民間の内訳と政府機関合計は、

項目9月10月11月
民間合計+5.0+24.7+22.1
財生産小計+2.6+3.4+6.2
建設業+1.3+1.0+2.4
製造業+0.9+2.3+3.1
サービス業小計+2.4+21.3+15.9
卸売業+0.73+0.80+0.34
小売業+1.17-0.22+1.87
輸送業+1.83+0.76+1.05
情報業-0.5-0.8-0.4
金融業+1.2+0.7+0.8
専門職+3.0+5.4+4.6
派遣業+1.01+1.79+1.83
教育・医療業+2.3+2.4+5.4
接客業-7.5+10.4+1.4
政府合計-1.2-0.3+0.7
総計+3.8+24.4+22.8
単位:万人
※重複やその他等あるので各項目を合計しても総計にはなりません。

建設業は前月より伸びました。
製造業も前月より伸びました。

小売業・輸送業・情報業・金融業・派遣業・教育医療業は前月より改善しました。
卸売業・専門職・接客レジャー業は前月より減速しました。

政府部門は前月より改善しました。


失業率は前月と同値の4.1%でした。
労働参加率も、前月と同値の62.7%でした。

平均賃金は、前月の26.50$(修正値)から0.2%上昇し、26.55$となりました。市場予想の+0.3%には届きませんでしたが、ゆるやかな上昇でまずまず堅調な結果とみられているようです。

本人の意に反して職探しをあきらめた人や、正規雇用を望みながらパートタイムで働く人を含めたU6失業率は、前月の7.9%から0.1ポイント悪化し8.0%となりました。

失業率の推移は、

失業率の推移のグラフ2016年12~2017年11月
12月1月2月3月4月5月6月7月8月9月10月11月
4.74.84.74.54.44.34.44.34.44.24.14.1
単位:%


11月雇用統計は、非農業部門雇用者数が市場予想を上回る+22.8万人、失業率も4.1%と堅調な結果で、12月FOMCで見込まれている利上げに支障ない結果でした。