2014/11/08

アメリカ10月雇用統計(2014年)は6年ぶり低水準の失業率5.8%に

10月分の雇用統計の発表が、11月7日にありました。

非農業部門雇用者数 +21.4万人(市場予想+23.5万人。前月分は+25.6万人、前々月分は+20.3万人に修正)
失業率 5.8%(市場予想5.9%)

非農業部門雇用者数は、市場予想に届かないものの、+20万人をキープしました。また、前月分・前々月分も上方修正されました。これで9ヵ月連続で+20万人越えと堅調な推移です。

失業率は、市場予想より良い5.8%でした。こちらも、2008年7月以来の約6年ぶりの低水準と、順調に低下してきています。

非農業部門雇用者数の推移は、

11月12月1月2月3月4月5月6月7月8月9月10月
+27.4+8.4+14.4+22.2+20.3+30.4+22.9+26.7+24.3+20.3+25.6+21.4
単位:万人

非農業部門雇用者数の民間の内訳と政府機関合計は、

項目8月9月10月
民間合計+20.0+24.4+20.9
製造業+0.3+0.9+1.5
建設業+1.7+1.9+1.2
サービス業小計+17.8+20.8+18.1
卸売業+0.57+0.51+0.85
小売業-0.39+3.4+2.71
輸送業+1.14+0.52+1.33
情報業+1.4+1.3-0.4
金融業+1.2+1.2+0.3
専門職+4.9+5.5+3.7
派遣業+2.06+1.78+1.51
接客業+2.6+4.8+5.2
政府合計+0.3+1.2+0.5
総計+20.3+25.6+21.4
単位:万人

情報業以外はプラスでした。製造業・卸売業・輸送業・接客業などが伸びましたが、建設業・小売業・金融業・専門職・派遣業・政府部門などはやや減速でした。


失業率は前月よりさらに改善し、5.8%になりました。速いペースで改善していますね。
労働参加率は、0.1%ポイント上昇して62.8%となりました。長期失業者数は2009年1月以来の低水準になり、本人の意に反して職探しをあきらめた人や正規雇用を望みながらパートタイムで働く人を含めたU6失業率は11.5%と、2008年9月以来の低水準になりました。

失業率の推移は、

11月12月1月2月3月4月5月6月7月8月9月10月
7.06.76.66.76.76.36.36.16.26.15.95.8
単位:%

10月雇用統計は、非農業部門雇用者数は+20万人以上、失業率は5.8%と、雇用回復の堅調さを感じさせる結果でした。