2014/08/23

イエレンFRB議長ジャクソンホール講演

毎年ワイオミング州ジャクソンホールで開かれている金融シンポジウムで、22日にイエレンFRB議長が講演を行いました。
内容は次の通りです。

  • FOMCは労働力の活用が極めて低いと判断。
  • 目標への進展が緩やかであれば利上げが遅れる見込み。
  • 目標への進展が早ければ早期利上げとなる見込み。
  • 雇用は増えているが労働市場は完全に回復しているとはいえない。
  • 賃金はインフレの上昇の影響を受けることなく上昇する余地がある。
  • 資産購入は10月に終了するだろう。
  • FOMCは労働市場のたるみの水準に関心が移っている。

「FOMCは労働力の活用が極めて低いと判断」「雇用は増えているが労働市場は完全に回復しているとはいえない」などは、今までイエレンFRB議長が述べてきたとおりのことですね。

「目標への進展が緩やかであれば利上げが遅れる見込み」「目標への進展が早ければ早期利上げとなる見込み」というのは、利上げについては今後の経済動向次第という読んだままのことだと思います。

労働関連指標は改善を示すものもあり、かなり回復してきてはいるが、労働力の活用はいまだに極めて低く、労働市場は完全に回復しているとは言えない。QE3は10月に終了する見込みだが、その後の利上げについては、経済動向次第で早期利上げにもなるし、遅れることもあるという今までと同様の見解を述べたといえそうです。

ただマーケットは、利上げの可能性に言及したことでドル買いになる場面もあったようです。