2014/08/21

7月FOMC議事録(2014年)

7月29日~30日に行われたFOMCの議事録が発表されました。

  • 多くのメンバーは労働市場の完全な正常化にはほど遠いと判断。
  • 多くのメンバーは雇用が増えたことで利上げが早まる可能性があると判断。
  • メンバーの一部はフォワードガイダンスに対して不満を強めている。
  • ほとんどのメンバーが下向きのインフレリスクが低下していると判断。
  • 労働市場の余剰の度合いについてメンバーに意見の違いがあり、多くのメンバーが余剰労働力の文言を近く変更する必要があると指摘。
  • メンバーは労働市場の最近の改善と1年間の累積進歩の両方が予想より大きく、労働市場が長期的に正常と見られる状況に著しく近づいたことで合意した。
  • しかし、多くのメンバーは現在の労働市場の状況と労働利用の正常な水準の評価に引き続き大きなギャップがあると判断した。

議事録では、労働市場の完全な正常化にはほど遠いとしながらも、多くのメンバーが余剰労働力の文言を近く変更する必要があると指摘し、労働市場の回復が当初の予想を上回って進んでいることが示されました。

また、多くのメンバーは労働市場の回復に伴って利上げが早まる可能性があると判断しているということで、マーケットにはタカ派的な内容と映ったようです。議事録発表後はドル買いで反応したようです。

さて、今週は重要なイエレンFRB議長のジャクソンホール講演が22日にありますね。イエレンFRB議長は、労働資源の活用不足が著しいと労働市場の緩みを指摘してきたわけですが、今回のシンポジウムのテーマは「労働市場の力学の再評価」ということで、注目が集まっています。事前予想では、ハト派色が強いだろうという予想が多いようです。