2014/07/04

アメリカ6月雇用統計(2014年)は市場予想を大幅に上回る改善

6月分の雇用統計は、第1金曜日の7月4日(金)がアメリカ独立記念日で休日のため、3日(木)に発表されました。

非農業部門雇用者数 +28.8万人(市場予想+21.5万人。前月分は+22.4万人に、前々月分は+30.4万人に修正)
失業率 6.1%(市場予想6.3%)

非農業部門雇用者数・失業率ともに市場予想を大きく上回る改善でした。
労働参加率は62.8%と、前月と同値でした。

非農業部門雇用者数はあと少しで+30万人でしたが、これで5ヵ月連続で雇用改善の目途となる+20万人を超えました。失業率も、前月から0.2ポイントも改善してもうすぐ5%台が見えるところまで来ました。今回の強い雇用統計の結果を受けて、NYダウは終値で1万7000ドルを超え、最高値を更新したそうです。経済アナリストの中には、利上げの時期が前倒しされるのではという見方も出てきているようですね。

非農業部門雇用者数の推移は、

7月8月9月10月11月12月1月2月3月4月5月6月
+14.9+20.2+16.4+23.7+27.4+8.4+14.4+22.2+20.3+30.4+22.4+28.8
単位:万人

非農業部門雇用者数の民間の内訳と政府機関合計は、

項目4月5月6月
民間合計+27.8+22.4+26.2
製造業+0.9+1.1+1.6
建設業+3.6+0.9+0.6
サービス業小計+22.8+20.2+23.6
卸売業+1.59+0.9+1.51
小売業+4.3+1.05+4.02
輸送業+1.2+1.88+1.66
情報業+0.1-1.2+0.9
金融業+0.9+0.8+1.7
専門職+7.2+5.8+6.7
派遣業+1.51+1.55+1.01
接客業+3.2+4.5+3.9
政府合計+2.6±0+2.6
総計+30.4+22.4+28.8
単位:万人

6月はマイナスがなく、すべての業種で改善でした。


失業率は、前月6.3%から6.1%へ大幅改善でした。

失業率の推移は、

7月8月9月10月11月12月1月2月3月4月5月6月
7.37.27.27.27.06.76.66.76.76.36.36.1
単位:%

職探しをあきらめた人や正規雇用につけないパートタイム従業員を含む失業率は12.1%で、2008年10月以降で最低となったそうです。かなり強い内容となった6月雇用統計でした。