2014/05/22

4月FOMC議事録(2014年)

4月の29-30日分のFOMC議事録が発表されました。
内容は、次の通りです。

  • 雇用を促進してもインフレリスクはないと判断。
  • 労働市場は徐々に回復すると予想。
  • 数年以内にインフレ率が2%になると多くの参加者が予想。
  • 経済のリスクはほぼ均衡している。
  • 金融政策正常化の手段について協議した。

「雇用促進のための緩和策を続けても、インフレリスクはない」「労働市場は徐々に回復している」「目標となるインフレ率2%には数年以内に到達する」ということで、これまでの見方に変わりはない結果でした。

4月のFOMCの前に、臨時の会合を開いて中期的な金融政策について討議したということがありましたが、それは「金融政策正常化の手段について協議した」という文のことのようですね。FOMC声明の時点では言及されていなかったので、出口戦略に関する何らかの変更があるのかと様々な予想がされましたが、議事録によると、現在の異例に緩和的な金融政策の正常化に向けて、具体的な議論を始めたということのようです。つまり、発表できるほどの決定がなされたわけではなく、また正常化への準備が整ったというわけでもないが、具体策を検討し始めたという入口に立ったということのようですね。

今回の議事録によって、マーケットの利上げ時期の予想が早まることはなかったようで、来年春~半ばあたりという予想が多いようです。