2014/02/20

1月FOMC議事録(2014年)

1月のFOMC議事録が発表されました。1月なので、バーナンキ氏がFRB議長だった時のものになります。

  • 失業率の低下に伴って、金利ガイダンスを変更。
  • インフレ率が2%を下回り続けるリスクを認識。
  • 新興市場の混乱はリスクになる可能性。
  • 数人のメンバーは毎回100億ドルの量的緩和縮小を支持した。
  • 数人のメンバーは早期の利上げの可能性を指摘。

FRBは、インフレ率が2.5%以下に抑制されている限り、失業率6.5%以下に低下するまでは低金利を維持するとしてきましたが、1月の雇用統計で失業率が6.6%になり、目安の6.5%に近づきました。それに伴って、金利ガイダンスを変更する必要があるということのようですね。1月FOMC声明では、インフレ見通しが2.0%を下回る限り、失業率が6.5%を大幅に下回っても、低金利は維持する公算ということでした。

利上げの時期ですが、数人のメンバーは早期の利上げの可能性を指摘ということで、寒波の影響からか雇用統計は振るわないですが、楽観的な経済見通しは変わっていないようですね。また、今年はFOMC投票権を持つタカ派がプロッサー・フィラデルフィア連銀総裁・フィッシャー・ダラス連銀総裁・コチャラコタ・ミネアポリス連銀総裁と3人に増えたので、その影響もあるかもしれません。

昨日のロックハート・アトランタ連銀総裁の発言によると、最初の利上げは2015年下半期になる見込みだそうです。ロックハート連銀総裁は、今年はFOMC投票権を持っていないですが中道派なので、大きなバイアスはないと思われます。またこれは市場の大方の見方とも一致しているそうです。

量的緩和の縮小については、1月の時点では新興国市場の混乱もありましたが100億ドルの縮小を決めました。今後もこのペースで量的緩和を続けることへの支持があったようです。今後の経済の動向次第ですが、大きな混乱がなければ年内終了に向けて動いているということのようです。